◆通勤
朝、いつもと同じ時間の電車に乗った。
最近は通勤中は本を読む事にしている、ドク書をしていると時間が経過するのが早く感じる。
今日もいつもと変わりないいつもの通勤、、、
平凡な朝、平凡な一日の始まり、、、
しかしアクシデントは起きた、
この話は通勤電車が臭人を乗せ監獄マシンと化しワタクシを奈落の底に叩きつけた実話だ。
いつもと同じ時間、同じ車輌の電車に乗った。 私は確実に座れるのであえて各駅停車に乗る事にしている。
2駅目の駅で隣の席が空いた、ソノ席に一人の男性が座った、何気なくソノ男性をチラ見、その時違和感に襲われた。
ソノ男性の耳の穴が汚い茶色い物質で囲まれていたのだ。
うん、、、何だろうアノ茶色?
と思った直後、ワタクシの五感の一つ「嗅覚」は激しく突き上げるような悪臭を捕らえた。
その臭いは新宿で嗅ぎ慣れているホームレスの悪臭とは違い奇妙な臭いだった、「生ゴミ、魚、汗、アンモニア」が混じり合ったような新しい汚物の誕生かとも感じた程だ。
「やばい、コ、コイツくせー!」
しかし臭さい男性は見た目はホームレスっぽい風貌でもなく、定年をむかえ第2の人生を送っていて社会経験も豊富、百戦練馬な雰囲気さえも漂っていた。
要するに彼の外見からはこんなニオイを放つような人だとは思えないし誰も予想もつかないだろう。
その時ワタクシはある危機感に襲われ「ハッとした!!」
「ん!?・・・ 待てよ・・・ このニオイ、、、まさかオレじゃねーのか!!!!?」
ワタクシメは自分の口と鼻に手を被せて息をハッーと吐いて嗅いでみた、上着や手を嗅いだりと自分のニオイを確認した。
「俺じゃない、間違いない。 よし!俺は臭くないぞ!! 絶対に隣の野郎だ!」
チキショー貴様!コノの野郎め! クセーぜ貴様!
貴様、今日から汚物大統領と呼ばれてみないか?
そう、彼こそ汚物大統領にふさわしい適臭者だった。
アタクシはその汚物大統領の臭いに我慢して座っていると、斜め前から奇妙な男声が聞こえてきているのに気がついた。
『まだなのか! ヴェ〜ォ〜 ここか今は? 笹塚はまだか!?』
男性はそんなフレーズを何度も少し大きめの声で繰り返し言っていた。
俺は『なんだこの車輌は変な野郎ばっかじゃねーか、勘弁してくれよ』と本気で思った。
しかしそのまま新宿まで我慢した、俺は強くなったと実感した。
日々トレーニングを積み重ねることにより、あらゆる変態に屈する事なく生活を送れるという成果をあげ、いち社会人としての自信をも得ることが出来た。
新しい未来に幸アレ。
- 2008/04/12(土) 10:02:37|
- 未分類
-
-
| コメント:0